ルーブル美術館展が、
２００５年４月９日から７月１８日まで、
横浜美術館で開催されている。

展示作品は全部で７３点
さすがルーブル
保存状態も良く、世界の名品揃いである。
その中の一部を紹介する




横浜美術館の表示


シルバーメタリックの金属板に
書かれた館名表示







玄　関


堂々とした玄関
ギリシャ風の柱がどっしりと構えている





ルーブルの表示


今回の表示
路上表示をはじめ総ての表示に
この絵（トルコ風呂）が使われている







中央ホール


広いホール
ピアノとチェロのデュエットコンサート
が開かれていた。

代表的展示作品の紹介




７３点の中から５点ほどを紹介します。





トルコ風呂

ジャン＝オーギュスト＝ドミニク・アングル
油彩・カンヴァス　
１１０×１１０ｃｍ

楕円形の金彩された額縁に収められている。
覗き窓から透かし見る感じになっているが
画風はエロチックに流れないよう
抑制され
神秘的な感じさえする







母虎と戯れる子虎


ウジェーヌ・ドラクロワ
油彩・カンヴァス
１３５×１９５ｃｍ

ドラクロワ初期の代表作
パリの王立動物園に通いつめた作品
親子という感じがあんまりしない。







アモルとプシュケ


フランソワ＝エドワール・ピコ
油彩・カンヴァス
２３３×２９１

やわらかい朝の日差しを受け
まだ眠っている美貌の娘プシュケ
そこから立ち去る有翼の男アモル（ヴィナスの息子）







泉


ジャン＝オーギュスト＝ドミニク・アングル
油彩・カンヴァス
１６３×８０ｃｍ

裸婦像を正面から取り上げた初期作品
上げた右手から足元までの線と
左半身との対比が面白い

グーッと近寄って見ると
肌の柔らかさが感じられるほど
精密描写されている。







積み藁を束ねる農夫たち


ジャンーフランソワ・ミレー
油彩・カンヴァス
５４×６５ｃｍ

農夫をたくさん描いたミレーも初期の作品
パルビゾン派の代表作
やわらかい光と夕日の射すハイライトが美しい。




終わり



なお、この美術展は巡回展として京都でも開かれます。

７月３０日から１０月１６日まで
料金は大人１３００円

詳細は
http://www.ytv.co.jp/event/index.html
でご覧ください。


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