神戸市には、幾つかの　「国指定重要文化財」　の住宅がある。


そのうち、「北野異人館」周辺にあるものとしては
次の四住宅が指定されている。

旧ハンター住宅		風見鶏の館
旧ハッサム住宅		萌黄の館

いずれも、海外の人達（異人さん）が建てた住宅。





そのうち、今回は「風見鶏の館」を取材しました。

ご覧下さい。





位置関係

風見鶏の館は、神戸市北野町山本通りにある。

新幹線新神戸駅（右上）から歩いて１５分ほど。
周辺には、異人館が点在する。





「風見鶏の館」周辺図

すぐ近くに「北野天満宮」がある。
この地図の上（北側）は山林になっている。




「風見鶏の館」遠望

神戸市内の建物群に比べ、
なかなかエキゾチックな建造物である。




北野天満宮と風見鶏の館　　　　　　　　　　　　　　　　　　北野天満宮　　　　　　
　
北野天満宮の並びに建っている。　　　　　　　　　　　　石段を登った所にお社がある。　　





風見鶏の館全景

総レンガ造りのモダンな建物。




煙　　突

阪神・淡路大震災の時には、
二つに折れて庭に転がっていた。

この煙突今は綺麗に修理されている。





レンガの壁面

震災時、大きな亀裂が走っていたレンガ壁。

ここも綺麗に修理されている。

管理人さんに話を聞くと
総てのレンガを一度剥がし、割れたものは捨て、
建物の裏側にある壁面で、傷んでいないレンガを外し、
前に持ってきて貼り付け、修理したとの事。

そのご苦労が偲ばれる。




風見鶏

シンボルの風見鶏。

風の方向を示すと共に
キリスト教では悪魔を払う
と言う言い伝えがある。





健　在

シンボルは今も健在。
大震災でも痛まなかった。




ちょっと休憩

前の広場に、私と良く似た体型のブロンズ像がある。
仲良くワンショット。




アプローチ

この門を潜り、
受付で￥３００円の入場料を払い風見鶏の館へ。





「風見鶏の館」について

この建物は、明治２年ドイツ人の貿易商
ゴットフリート・トーマスさんが、自宅として建築したもの。

そのため本来は「旧トーマス邸」と呼ぶべきであるが
風見鶏が余りにも有名なため
「風見鶏の館」と呼ばれている。

１９７８年１月２１日「国指定重要文化財」に認定された。

現在、この建物は神戸市の所有である。
その管理は、指定管理者制度により管理・運営されている。




建物の平面図

地上二階・地下一階の建物。




玄　　関

案外狭いアプローチと玄関。




館内の様子についてはウェブリアルバムでご覧下さい。

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手動送りにすると自由な速度で
ご覧戴けます。



終わり