四国八十八ヶ所の内、第一番から第十番までは、
撫養街道の北側にあり、讃岐山脈を借景とする寺が多い。

この寺だけは、撫養街道の南側の平野部にある。
巡礼をしていると、この寺でチョット違和感を受ける。

歩き遍路では、この寺までが一日の日程。
その為、宿泊施設が充実している。

藩政時代から「駅路寺」として、宿坊の充実した寺である。




三寺関連図

地蔵寺から歩くと５Km余り。
１０ヶ所巡りでは一番長い道のり。



善 根 宿

撫養街道沿い。
溝渕工業さんの事務所であったのを開放。
無償で提供している。



内　部

床に畳を敷き、ソファー、暖房、流しを備える。



標　識

十字路を西の方に取る。



寺　域

道に囲まれた一ブロック総べてが寺域。




安楽寺のデータ

安楽寺の山号は「温泉山」
温泉と名前が付くのは、昔の安楽寺では温泉が湧き出ていた。

現在は、ポンプで温泉を汲み出し、宿泊者に提供している










ご本尊は秘仏の事が多い。
この寺では、大きな薬師如来坐像を直接お参りできる。
なお、左右に十二神将像も拝観できる。
お願いすれば、内陣まで上げてくれる。



ヒンズー教の神を思わせる像、
曼荼羅図（織物）、
弘法大師真筆の石版
などを拝見できる




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